サンダル全廃、そしてローファーへ [靴]
このほどサンダルを全部捨てました。元々サンダルというものがどうもだらしなく思えてならず、特に偽クロックスのPVAサンダルで外に出る事を内心恥ずかしく思っていました。我が家に3つほどあった、980円くらいのいわゆる便所サンダルを数年前にPVAサンダルに置き換えるも気に入らず、ついに全て処分。
しかし、我が家は外階段なので各階を往復するにも履物の脱ぎ履きを要する構造。サンダルは便利なものです。それでここ数年はサンダル替わりに雪駄や下駄を履き、また冬はNBのスニーカーに足を突っ込む生活を送ってきました。
しかしさすがに履きすぎて内貼りにも穴がチラホラ。外側にも破れが出てきて、ついにNBのスニーカーを捨てました。雪駄や下駄は靴下では履けません。すると、ちょっと外に出ていくような履物がありません。これは困りました。さて、どうしよう。
それで思い出したのがコインローファー。実は7、8年くらい前、セールで出物のローファーを買ってあったのでした。履き口が大きくて、ズポッと足を入れるには非常に適した構造。しかし買ってはみたものの履きこなし方が分からず、履いて外に出ると高校生のようで気恥ずかしく、2,3度足を通してお蔵入りしたモノがありました。それがこちら。
本革製のスリッポン。赤茶色のコインローファーです。
もう片足で靴を引っかけてものぐさに脱ぐためのキッカー(さすがLoafer:怠け者)も備わっています。学生用では省略されているディテールです。ひっくり返してみたら靴底まで本革でした。構造を補強するビーフロールもあるなど、本格的ディテールが備わっています。
ローファーは靴のハルタが有名、というか中高生向けの~1万円の靴を大量に作っていて、同級生は大抵の子がハルタのローファーでした。それでてっきり「HARUTA」だと思い込んでいたのですが、よく見てみると「Otsuka」。実は大塚製靴謹製のちゃんとしたモノでした。
これは岩本町のバザールで、最後の1点・箱なし1000円という投げ売りで購入したものです。サイズも25.5で僕にジャスト。これはお買い得だと8年越しくらいに気づきました。赤茶の靴、しかもスーツには合わせられないこのローファー。革靴特有のコツコツとした足音がして心地よいです。ボロボロになるまで履いてみようと思います。
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