あけましておめでとうございます。 [服]
だいぶご無沙汰しています(汗
さまざま思うところはあり、また動いてもいるのですが、昨年後半は文章にする余力がありませんでした。今年はまったりと更新し始めてゆきます。
とりあえず、気になったモノを紹介。
金のさるの絵がついた赤いパンツ。イトーヨーカ堂で見かけました。なんでも申年に赤い下着を穿くと、年を取ってからもほかの人に下の世話をしてもらわなくて済むとの伝承があるのだそう。僕は初めて知りました。
肌というのは色を感知する能力があるそうです。目隠しをされていながら文字を読み取るというマジックを見たことがありますが、そのタネ明かしは「温度検知」。特に感度の高い人は指で文字をなぞることで温度を感知し、文字を読み取ることができるのだそうです。トリックではなくテクニックというか技ですね。分かっていてもマネできません。
ともあれ赤の下着は体を元気にするそうですが、普段はあまり見かけません。僕も赤い腹巻を買うためにわざわざ巣鴨の商店街まで足を伸ばした覚えがあります。ベーシックなモノならともかく、こうした干支の絵入りの縁起モノを売るのは年初だけで、3が日を過ぎると値下げすrンじゃないかな~と思っています。今年はなんとなく赤や白の明るい色の気分。半額くらいになったら買い込んで来ようと目論んでいます。
アラン・ドロンのベスト [服]
今日は買わなかったモノのネタ。近所のスーパー・赤札堂の洋服売り場で見つけたシャンブレーのベストです。
薄手の青いシャンブレー生地に白糸のステッチという定番の涼やかデザイン。今くらいの時期にTシャツの上に羽織るのにちょうどいい按配です。
お値段は3,980円→セール価格1.500円。値引き度合いもなかなかです。しかしこれは買いませんでした。その理由はフロントおよびポケットにジップが使用してあること。ジップを使うと途端に実用寄りというか、釣り人っぽくなってしまいます。これがボタンであったなら買っていたでしょう。
ブランドは「Alain Delon(アラン・ドロン)」。名前だけ知っている俳優アラン・ドロンと同じです。母(67歳)に聞いたところ、アラン・ドロンのデビュー作『太陽がいっぱい』が公開されたのが中学生ぐらいの頃とのこと。訴求するターゲット層がこのあたりであることは想像に難くありません。
こうしたモノを見るにつけ、男の着るものというのは世代が開いてもそれほど大きな差がないのだな、と感じます。色も素材も柄や体型のテイストが若干違うだけで、少しアレンジしたらそのまま百貨店の高級テナントで売れそうなモノが沢山あります。そのデザインの差が大きいと言えば限りなく大きいのですが。ともあれ、着るものについて女性とは求められている要素が根本的に異なるのだと考えています。
ホームセンターでチャンピオンのパーカ発見 [服]
ちょい久々の更新。このほど個人事業主の登録をし、SOHOを始めました。時間が自由になり、いくらでも記事を書けるかと思いきや、やるべきこと、やらねばならないこと、やってみたいこと、調べるべきこと、勉強すべきことが押し寄せてきてすっかりオツムが忙しくなってしまいました。これらはほぼ無限に前倒しできるため、自分でキリをつけないとどうにもなりません。まずはこのブログをリハビリっぽく少しずつ記事を書き、少しオツムの荷物を降ろしていこうと思います。
さて、江東西税務署のすぐ近くにあるホームセンター・島忠に行ってきました。そこでいろいろ物色していたのですが、服コーナーを眺めていたら僕の大好物であるチャンピオンのパーカを発見しました。
チャンピオンはスウェットパーカのオリジンとして確固たるブランドイメージを築き上げていますが、元はといえば大学生や労働者の着るラクで便利な運動着&作業着。妙に気取ったショッピングモールだけでなく、スーパーやホムセンにも太い販路を持つ大衆着然としたところが好きです。
売っていたのは黒とライトグレー。しかもCのロゴは金の糸による刺繍。地味にカッコいいです。手前に移っている青×赤のCロゴはちょうど僕の着ていたパーカのもの。
チャンピオンのパーカはバリエーションが多く、僕好みのシンプルなアイテムを探すのに一苦労します。しかも個性の押し出しの強すぎるモノが多く、例えば「チャンピオン 金」で商品検索すると、
これ系のヤンキーテイストなアイテムばかり引っかかってしまいます。これはこれでキライでないのですが、自分には到底似合いません。なのでキッチリ型番を抑えておく必要があります。ということで、
紙タグを撮っておきました。型番「C7-C101」。帰ってネットで調べてみたところ、Amazonと楽天、yahoo!ショッピングで検索してみると一つも引っかかりません。おかしいな? と思ってgoogle検索に切り替えてみると、事業者向け通販で少しだけ出てきました。どうやらこれ、一般のアパレルとは販路の違うモデルのようです。これは意外。EDWINにも型番で検索しても1件も引っかからないスーパー専用モデルが存在します。これも同様の事例の模様。
去年がグレーだったのに対し、今年は黒がマイブーム。今年買ったばかりの黒いチャンピオンのパーカがあるので買いませんでしたが、次はこのゴールド刺繍のパーカにチャレンジしてみたいと思います。
【 お ま け 】
パーカの隣にはウィンドブレーカーも売っていました。
止水ジップ使用の本格的な防水モデルのようです。
型番「c3-e0005」。これはAmazonでは0件、楽天では1件だけヒットしました。これも量販店専用モデルの可能性濃厚。
ポリエステル特有のガショガショした手触りとネオンカラーの配色が好みとは合わなかったのでスルーしました。スーパー等の品は調べてみると発見がいくつもあって実に面白いです。
さぬきうどんネクタイ……!? [服]
江戸勝の袴ジーンズ [服]
今回はファッションぽいネタ。最近お気に入りのジーンズです。
敢えて色ムラをもたせた濃紺の生地はワンウォッシュながら最初から表情があります。ベルトループは7cm幅と極広で、写真のように幅広のG1ベルトがぴったり。なお、ベルトはGAPで勝ってきたモノ(過去記事参照)です。
3D立体裁断のせいか、写真ではどうしても裾がまっすぐにならず不格好です。ですが歩くときは裾が円筒状になって脚の運びをジャマしません。また、股にはマチがあてられ(いわゆるガゼットクロッチ)、開脚も自由自在。動きやすさに非常な重点を置いたつくりであることが窺われます。
フロントボタンやリベットは金属に黒の塗装(薬品による色加工?)で正統派とは違う雰囲気。機能性はないであろう鳩目や金属ボタンが数か所に点在するほか、ポケット端の補強ステッチ糸はオレンジにするなど、小技が各所に利いています。またポケットのEの字ステッチは幅広であるのに加え真ん中に閂ステッチが入っており、一見するとEDWINだと分かりにくいです。
また、特徴的なのがとにかくポケットが滅法大きい事。コインポケットは斜めに付けられ、iPhone5が頭まで収まる深さ。それに、
後ろポケットはサイドシーム(側面にある布合わせの縫い目)いっぱいまで広がり、手をやれば外れることのない大きさ。そして左側にはサブのバックポケットがあり、こちらもiPhone5が真横に入るほどの大きさ。実はこれ何年か前のモデルで、スマホのなかった時代に発売されたモノです。後ろポケットに2つ折りにした携帯をはさむのが流行った時期がありました。恐らく、これはその携帯尻はさみ専用ポケットと推察されます。
右ポケットにはE-FUNCTIONの黄色タグ。このシリーズは時たま発売される機能重視のジーンズで、立体縫製や強靱な素材「ザイロン」の採用など、定番化しないその時々のモノという特徴があります。2014年現在は自転車ライド用のモデルが売られていました。
今回からズボンの指標である裾幅の計測を取り入れてみました。裾幅たるやなんと255mm。ドカーンと太いです。この太さと立体感、そして雪駄や下駄と組み合わせることで、ジーンズなのにすごく袴っぽい印象になります。
このモデルは型番「EF505」。綿64%ポリエステル36%。ポリエステルが入るとシワが伸びやすくなります。革パッチは人工皮革化と思っていたのですが本革でした。付属品というのはウォレットチェーンぽいヘンな革紐ですが捨てました。日本製なところも袴っぽいです。また、裏地がデザートタイプのデジタルカモフラになっています。これも写真を撮る際はじめて気づいたポイント。
これは楽天のエドウィン公式通販で上代11,000円くらいを5,000円くらいで買いました。速水もこみちさんがモデルをしていたのを覚えています。これを買った当時は細身化へ強く風が吹いていた時。流行をさほど気にしない僕ですが、時代遅れになるのを気付かず穿いていると思われるのがイヤでしばらく封印していました。サルエルタイプだそうですが全然あのアラブの王様感(?)はなく、僕にとっては日本製の袴ジーンズとして現在大変重宝している逸品です。
【 余 談 】
僕は「ズボン」という言葉が好きです。「襦袢」から転化した言葉とも、脚を突っ込むときの擬音に由来するとも言われています。ファッション用語的には「パンツ」でしょうが、僕のような昭和生まれにはイメージとして下着のほうが先にくる言葉です。何より「ずぼん」という音感が直感的でたまりません。
ユニクロの襟なしULダウンをチェック [服]
Ischiaのダークブルーシャツ [服]
本日のネタはIschiaビジカジ用のダークブルーシャツ。イトーヨーカドーのビジカジコーナーで買いました。
シャツとしてはベーシックなモノですが、気に入ったのはその色味。青みが非常に深くて、濃色のリジッドデニムのよう。普通ビジネスシャツに用いられる青は爽やかだったり鮮やかだったりしますが、これは「昏い」と言ってもいいくらいの深さ。僕はフェリーの上から見た夜の海を思い起こしました。
襟元は流行りに乗りすぎないセミワイドカラー。袖口はラウンドカフです。ディテールには各所に曲線を配してありながら、シャツ地は細番手でコシの強い糸で編まれておりシャキっとした手触り。全体的な印象はどこか直線基調に感じられます。襟裏と袖裏には同色系のチェック入り。チラ見せするとおしゃれ……と言いたいところですが、このチェックあまり柄が気に入らないため外からは見えないようにボタンをキッチリ留めて着ています。
気に入ったのがボタンで、厚みをもたせたラクトボタンの内周にリング状の着色がしてあります。これが生地と同色のボタン留め糸と相俟っていいアクセントに。
写真を撮るためによく見ていたら、胸ポケット口の補強布が台形であるのを発見。ポケット自体も真四角でなくわずかに末広がりになっていました。このあたりの工夫が700円のYシャツとは違うところ。
袋には「すっきりシルエット」と書いてあったのですが、あまり気にせず着ていました。このたび背面の写真を撮ってみたら、タテに眺めのプリーツが2本入っていて、布地を真ん中に集めることで腰まわりの布のダボつきをキュッと締めている事が判明。こうして撮ろうとしなければずっと気付かなかったと思います。
これは昨年秋ごろ、3,990円を2,980円くらいで購入。着てみて分かったのですが、着丈が短めなのでタックアウトしても大丈夫です。サイドは袖口と同じく曲線を描いているため仕事着っぽくありません。オンオフ両用に使えるお得なシャツでした。
タケオキクチの袖なしパーカ [服]
秋めいてきた今日この頃、パーカの季節がやってきました。僕はスウェットパーカが大好きで、見た目のラフ&リラクシーさも然ることながらフードを極めて実用的に使っています。チャンピオンのジップアップと、ノーブランドのリバースウィーブ風プルオーバーの2枚を着ていました(過去記事にて既出)が、どちらも長く着たため寿命となりやむなく処分しました。
それで今年の春先、なんとなく古着屋さんに寄った際に購入したのがこちら。
タケオキクチの袖なしパーカ。古着屋さんで500円で買いました。新品で買うと8,000円くらいだったと思います。
フードおよび身頃の裏にはブルーのストライプが入ってちょっとマリン風。ジップとヘッドが金色で、ヘッドは真円の穴が開いていて使いやすいのが特徴。
また、袖とポケットの縁がリブ編みになっていて、単調になりがちなライトグレーのベストとは違う点を主張しています。これを見て、リブがあるとぐっとパーカらしくなる事に気付きました。
また、面白いのがフードの裏。シルエットを良くするべくシャツの台襟のように高さを出すようになっているのですが、それが別の生地パーツを縫製するのではなく、5重にミシンを走らせることで布にちょっとした固さを与える方法で実現しています。こういう方法は初見です。
僕はタケオキクチとはまったく縁のなかった人間ですが、このパーカベストを着てみて「さすがに名の知れたブランド、なかなかに洒落ている」との印象を受けました。シミ一つない新品同様の品、よい買い物でした。
EDWINのサマージーンズ [服]
やっぱりウールがいい [服]
今回は無印良品でジャージージャケtット&スラックスを見ていたときの話。
無印良品の衣類はユニクロ同様ベーシック路線ですが、より色味を抑えているのが特徴。原色や彩度の強い色を使わないため落ち着いて見えます。そのテイストがそれなりに好きで、お店に寄った際はよく手に取ってみるのですがなかなか買うには至りません。所有したいと思うには少し、もう少しクオリティが足りないのです。
ちょっと濃いめの色違いもありました。またスラックスも別売りでアリ。
素材は綿・ポリエステル混紡。お値段は7,980円。イチ衣類として決して安くはありません。ジャケットとしては安いですが、裏地やボタンなどのクオリティは値段相応にコストを削らざるを得ないのを感じます。なお、縫製はしっかりしています。
写真からも分かる通り、シワが結構入っています。ハンガーにかけて陳列してあるだけですから、シワになりやすいのだと思われます。ジャケットにウールを用いるのは自然素材の高級感があるからというだけでなく、吊るしておくと元に戻りやすい毛の性質がしっかり感のキープに大事だからなのだそうです。こうした点は逆にウールでないジャケットに触れてみないと分かりません。それを実感できた事がこの日の最大の収穫でした。