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BEAMSの財布 [小物]

ひいきのリサイクルショップを見ていたら、BEAMSのタグがついた財布を発見しました。

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生地はナイロンかポリエステル製のシュッとした手触り。ヘリンボーン柄がプリントされています。

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本体こそ丈夫そうですが、表も裏もタグの素材感が安いです。単品で売るならどう見ても1.000円以下です。BEAMSと名はついていますが、多分雑誌の付録の類でしょう。家に帰って「BEAMS 財布 付録」でググッたら案の定、これについて詳しく記したページがありました。やはり付録です。 

少し前ブランドアイテムを付録につけた雑誌が流行りましたが、690円くらいの雑誌の付録に原価の高いモノをつけて採算がとれるはずがありません。付録の原価は雑誌の価格の2割もあれば上等でしょう。

しかしこの財布、そうした安いモノにしてはよく出来ています。まず色合いがいい。それにパイピングの縫製がしっかりしています。安い化繊製品によくあるケバ立ちもありません。コストの削られがちなジップも、1着5,000円以上する服でたまに見かけるしっかりしたモノを使っています。

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中は札入れ部分+カードポケット×3、それにコインポケット。写真右のスナップボタン部分がフタを兼ねています。合理的なつくりです。触っているうちにだんだん気に入ってきました。コストが限られている中、ブランド名に恥じないモノを作ろうとして最大限努力した跡を感じます。それが安モノでありながらミニマルな魅力を生んだようです。ざっと見では新品未使用。お値段は105円。買いです。

これは飲み会等の幹事を任されたときに使おうと思います。自分のお金と他人のお金を混ぜたくないとき、封筒にお金を入れるのでは取り回しがよくありません。さりとてわざわざ別の専用財布をもつほどの事もありません。これなら気に入りのモノとしてその用を十分果たしてくれそうです。 


ハイクオリティなレザーベルト [小物]

今日のネタはブラウンレザーのダブルリングベルト。

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ベルト部分は牛革を細く裂いて編み込むという、いわゆるイントレチャートです。通常この手のモノは型押しですが、これは本当に編み込み加工、それも太さを違えた革を規則正しく編んである、非常に手間のかかったモノ。革自体の手触りも非常になめらかでしなやかな屈曲性があり、文句をつける点がありません。

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金具のリング部分も凝ったつくりで、輪の部分には龍の鱗のようにも見える斜めのディンプル加工が施され、さらに六花弁の花が左右非対称的に象られています。

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ブランドはINTERMEZZO。「間奏曲」という意味だそうです。日本のブランドですがMADE IN ITALY。日本の感性で再解釈したイタリアンみたいなコンセプトだった気がしますが詳しくは忘れました、これは上代16,800円+税を4,000円で買ってきました。勿論セール物です。

さて、モノとしては非常に満足のゆく一品なのですが、残念極まることにオーバーサイズです。写真に見えるようにサイズが115cmと非常に長いため、ウェスト78cmがジャストサイズの僕が着けるとかなり余ってしまいます。リングベルトは巻き方の性質上通常のベルトより短くて済むため猶更余ります。

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本物のイントレチャートであるため短く切る事もできず、気が付くとどうしてもベルトの端が垂れてしまいます。革の滑りが良すぎて、巻きつけてもほどけてしまうのです。モノとしてはお気に入りなのに困っていたところ、ウェスト90cmくらいある友人が大層気に入った様子。なので差し上げる事になりました。やはり身の丈に合ったモノしか身辺には残せませんでした。


ブラジル色のリングベルト [小物]

イタリアに続いて今回はブラジル。

僕はこのグリーン×イエローの配色が好きです。しかし、普段の恰好に組み込むには少々コントラストの激しい配色。同じ配色のジェイソンタイプのG-SHOCKは単体としては好きなのですが出番は残念ながら最少クラスです。

そんな出番の少ないアイテムですが、性懲りもなくまた買ってしまいました。それが今回の両A面リングベルト。ブランドはグリフィン・ハートランド。

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これは上代7,000円くらいを2,000円前後で買ってきました。2枚のポリエステルを縫い合わせてあります。端部のパッチは牛革製。

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茶色に塗装? されたリングベルトは、隙間部分が溶接されています。安いモノだとここは狭い隙間が空きっぱなしなので、ちょっとひと手間かけてるのが分かります。 

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巻いた状態。こうしてみると、別にグリフィンでなくても全然問題ないようなアイテム。親会社で商品だけ先に企画して、ブランドタグだけ張りつけたっぽい感じです。ブリティッシュ×ミリタリーを基調とする同ブランドですが、これは全然そういう風でありません。

どうも僕にとっては本道であるミリタリーミックステイストはパッとせず、脇道に逸れたこういうアイテムのほうがしっくり来ます。なのでなので好きなブランドと言っていいか微妙なところ。小物を多めに展開しているのか、品質のいいこうした小物がアウトレットに落ちてきやすいという有難い側面があるため助かっています。


意味をもつアクセサリー [小物]

知り合いの区議会議員さんからすてきなアクセサリーをもらいました。
 
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2020東京オリンピックのピンバッヂ。一応非売品だとか。オリンピック関連の仕事をほんっっっのちょっっっぴり手伝っていたので、その縁で頂く事ができました。五輪の色に合わせた花の環がきれいです。
 
後ろは普通のピンを金属バネで挟み留めるタイプ。ガチャガチャでよくあるピンバッヂよりちょっとだけ作りがいいです。聞くところでは、同じデザインでも四角いモノはオリンピック「招致活動」バッヂ。この楕円形のはオリンピック「推進活動」バッヂ。ビミョーな差ですが、候補と本決まりとで違いがあるようです。
 
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秋になったら、こうしてジャケットのフラワーホールにつけようと思っています。
  
フラワーホールに着けるアクセサリーはここ数年、少しずつですがじわじわとお店で見かけるようになりました。僕はまだまだ飾りの為の飾りを身に着けるのが気恥ずかしくて手が出ません。ですがこれなら東京オリンピック協力というモノとしての意味を持っているため安心して身に着けられます。女の人からみれば面倒でしょうが、男が身を飾るには大義というか言い訳が必要だったりします。
 
言い訳ができて、話のネタに使えて、2020年までずっと使えるという便利アイテムになってくれそうな予感です。

Simple Lifeのボタニカルなベルト [小物]

ちょっとひさびさの更新。仕事がらみの新しい勉強が必要になったため若干手が止まっていましたが、それも0.5段落くらいしたのでぼちぼち再開。週1くらいで書ければいいな、と思います。

 

さて、去年あたりからボタニカル柄が流行だそうで、よくお店でも見かけます。ボタニカル柄とは要するにシダとかガジュマルとかのナチュラルな植物柄。花柄と違うのは葉っぱや茎が主役なところ。あまり密生してないしゃらしゃらしたイメージが涼しげです。

原語のbotanicalは「植物の、植物学の」という意味。僕たちが中学で習う英語では、植物は「plant」が一般的。また「植物性」ではvegetableが使われます。これは食べ物っぽいですね。んじゃbotanicalは何なんだろうかと語源botanyを調べると、「植物學、植生、植物の生態」。つまり食べない意味での、学問的な捉え方からの植物というニュアンスかと思います。 

さてこのボタニカル柄、僕も基本的に好きなのですが流行モノはどうも気が引けます。取り入れたくはありますが、シャツやパンツなどあまり柄の面積が大きいモノはいまひとつ買えません。そんな中、「これならいいや」と思えたのがこちら。

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この写真、ちょっぴりヘビっぽいですね。これはSimple Lifeのダブルリングベルト。ベージュのライン入りベルト部分にボタニカル柄の厚手の生地が縫い付けてあります。

ちょっと凝ってるのが、絵柄部分の布地がジュート風の荒い縦横織りになっているところ。この辺もアジアっぽいテイストに一役買っています。また、リング部分の片方だけ革が縫い付けてあるのもほんのちょっとだけ豪華。

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裏返せばシンプルなライン入りのファブリック製リングベルト。これなら流行が終わっても使えます。なお、絵柄があるため天地があります。普段の感覚で身につけると、この写真のように天地を間違えるので気を付けねばなりません。

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着用するとこんな感じ。

僕はベルトの端をチラ見せするという定番のおしゃれテクニックを使いません。衒いが感じられて気恥ずかしいからです。なのでこれはシャツに隠れて人からはまったく見えません。それでいいのです。

今持っている衣服は自分の好みのモノだけでかなり選別され、必要という観点からは新しいモノが買いにくい状態にあります。でも去年とまったく同じ恰好では気持ちが新しくなりません。なので小物で新しいキブンを取り入れます。誰に見られなくとも、自意識が革まるという「自分ウケ」が得られます。


賢い錠の使い方 [小物]

イトーヨーカドーの健康器具コーナーを見ていたら、骨盤マッサージチェア「エアリーシェイプ」が置いてありました。

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何度か試したことがありますが、コレは気持ちいいです。腰全体を包み込むようにもみほぐしてくれ、インナーマッスルの可動性が高まる感じがします。何度かバージョンアップしており、人気が継続しているのが窺えます。

さて、ちょっと冷やかしに新バージョンを試してみようと思ったら電源が入りません。脇を見てみると、コンセントが抜けています。

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コレじゃ試せないじゃないか、と思って差し込もうと思ったら、何かがコンセントのオス側に何かが取り付けられており差せません。よく見ると……

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ダイヤル型のU字ロックが、抜け防止の丸い穴に通してあります。コレにこんな使い方があるとは思いも寄りませんでした。なかなかに賢いです。電気店では一般的な使い方なのでしょうか。少なくとも僕は初見でした。このアイディアは盗む価値アリだと思います。

お試しコーナーのイスを使えなくしていいんだろうか? という疑問は置いといて、赤のチェアに赤のU字ロックは色合わせが利いてておしゃれ。ちょっと気に入りました。


安いモノは面白い [小物]

今回のネタはキャップ。 
 
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かなり大型の刺繍が施してあります。書いてある英語の内容は「自然保護区 私たちの国はまだ豊かな自然環境をもつ。私たちは汚染から自然を護らなくてはならない」という自然保護を訴えるメッセージ。鷹か鷲か、猛禽類のイラストからは北アメリカかカナダあたりをイメージします。
 
さて。どこのモノかというと、 
 
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以前も記事にしたことのある「GREAT BLACK」。自社HPも持たない、普通の国内アパレル企業です(詳しくは左記リンク先参照)。見つけたのも同じく近所のディスカウントショップ「大黒屋」です。
 
こうしたモノの面白さはたくさんあるのですが、その大きなひとつが、商品の原価が窺い知れる事です。雑誌に掲載されているような服は、たとえばシャツならスーパーの価格帯の概ね3倍以上はします。値段が違うだけのことは確実にあるのですが、どのあたりにどのくらいのお金がかかっているのかは僕のようなシロウトには分かりません。
 
それで、なんとな~く値段の違いを推量することになります。本体の素材があのくらい、縫製工賃がこのくらい、ブランドののれん代がそのくらい、等々。根拠はなく、ただなんとなくそう思い、値段に対する合理化を作り上げようとします。 
 
ところがこういう安いモノを見てみると、そうした考えが吹き飛ぶ事がままあります。 このキャップの素材はコットン100%。お値段は999円です。ブランド力をまったく持たないモノですから、最低限の利益を乗せただけの「素の値段」の商品といえます。この棚にあった装飾のないキャップは699円。なので刺繍部分のデザインや工賃、糸等のコストはざっくり300円分と見積もれます。
 
このように、スーパーやディスカウントショップ、それに100円ショップなどの安いモノのお店は「どのくらい違うといくら高いの?」という素朴な疑問にひとつの回答を与えてくれます。「服(なんか)にお金をかけたくない」という人がメインターゲットのディスカウントストアやスーパー、ホームセンターでは、衣料品のお値段は安いことが特に重視されるため、こうした最低価格帯の品をたくさん手に取れます。僕にはこうしたモノが実に面白いのです。

心をくすぐる豆道具シリーズ [小物]

これはカテゴリーを「道具類」にするか、「小物」にするか迷いました。何せ、小さいながらに道具として作りこんであります。

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ホームセンターの道具コーナーで見つけた、豆道具シリーズ。ノミ、ナタ、ノコギリ、カンナなど、大工道具のミニチュア。ストラップ糸やキーホルダーが付いています。

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10種類くらいあって撮りきれませんでした。ちゃんと刃付けもしてあるし、ノミの尻には打金もついています。本革の鞘やケースもついています。そのぶんお値段も1,080円と高め。

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糸きりバサミや肥後守もあります。このあたりが実用的でしょうか。やはり注目すべきは肥後守。昔いっぱいあった模倣品と違い、これは本物の肥後守だそうです。サイズも刃渡り6cm以下で、銃刀法の規制にかかりません。このあたりはビクトリノックスの最小モデルと同じです。

iPhoneになってからストラップを使わなくなり、また小学校の頃は大好きだったキーホルダーも提げなくなりました。また、ビクトリノックスのソルジャー&LEATHERMANツールの最小モデルの組み合わせで小道具については満足しているため、こうしたモノはなるべく買っていません。が、今回は久々に強く気を惹かれました。今度ホムセンに行ったら、工房「直」で買った木製のSuicaケースに豆肥後守をつけて遊んでみようと思います。


『百撮』 1.ベルトのバックル [小物]

僕が感性を鋭くするために行っている習慣に「百撮」があります。散歩に出かけた際、興味を惹いた対象の写真を100枚撮るというものです。ひとつの被写体を100回撮るのはプロのカメラマンだったら当然なのですが、こちらは100種類を1枚ずつ撮ります。
 
100種類を撮るとなると大変です。花、水門、人、クルマ、食べ物、情景など、対象は限定しません。というより選り好みする余裕がありません。「あ、いいな」「面白いな」と思ったらピッとカメラを向けてシャッターをパチリ。この百撮はスマホのカメラでは間に合わないので、手にコンデジを持ちっぱなしで行います。
 
そうしていると膨大な写真が溜まってゆきます。その写真群を見て「なんでこれが興味を惹いたんだろう?」と考えます。すると自分の好みや現在向き合っている問題が浮かび上がってきます。オツムの介入する余地を持たせず、本能の赴くままに行動し、改めて思考のフィルタにかけるというやり方です。
 
さて、そうした写真のうち、このブログに向いているものをリサイクルしようというのがこのシリーズの趣旨。今回はベルトのバックルです。
 
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コンバースのGIベルト。西友で発見。セール価格で500円とお得。ネイビー×イエローの配色が気に入って撮影。今はもう使っていないのですが、GIベルトという存在が大好きです。
 
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もう一枚、GIベルト。ホームセンターで撮影。白や黄色など、単色のGIベルトが欲しいならホムセンか、ユザワヤのような手芸店が充実しています。
 
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紳士物のベルト。バックルのバリエーションを見るために撮影。
 
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いろいろ面白いモノがありましたが、この剣状のバックルが一風変わっていて面白いです。
 
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婦人物のベルト。紳士物に比べはるかに多彩なバリエーションがあります。ベルトとして締められない、実用性抜きの装飾としてのベルトが多いのに気付かされます。
 
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子供用のゴムベルト。バックルがないのが特徴で、ベルトループに留めて用います。クマさんのカタチをした革の留め具がかわいいです。 
 
↑のベルト、大人用もあります。正式名称が分からないのですが、「これならどんなに腹が出ても問題ない」を売り文句としていたので、僕は勝手に「デブベルト」と呼んでいます。そのネタはまた来週。

Burberrysの小さなポーチ [小物]

今回は珍しくブランド品。バーバリーのポーチです。

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底の浅い円筒形をしたデニム地のポーチ。右下にはBurberrysのロゴマーク、ジップの取っ手はバーバリーチェックと、どうという事のない小物ながらブランドを主張しています。

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中身はイヤホン(SHURE215)。1枚目の写真上に写っている純正のポーチが結構小さくて、ケーブルをギュッと巻かないと入りきらず困っていたところ、これを見つけたので買ってみたらピッタリ。左側の丸い穴には鏡が入っていました。いらないので裏返してあります。たぶん化粧ポーチでしょうが、詳しいことは一切わかりません。

これは新品同様のモノを近所のリサイクルショップで300円で買ってきました。基本的に衆知されているブランドのロゴが入っているモノは持たないようにしているのですが、これはあまり人目につきません。ブルーデニム好きとして、なかなかのお買い得品だったと思います。


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